今更ですが新年明けましたね。
今年もよろしくお願いします。
-Link-
12ヶ月連続リリース第4弾
前回書いた通り、元はゴシックな教会をイメージしたつもりがポップな展開に
これはこれでアリだと思ったので変更せずにリリース
メンバー内でも1.2位を争う程人気がなかった曲だからあまりLIVEじゃできなかったけど(笑)
ギター単体で言えば何気に小技を散りばめてるし僕の中では全楽曲中で上位に喰い込む曲
何が好きってサビが好き。結構ありきたりな展開で古臭くもあるけど、それがまた逆に胸を締め付けるような感情が出てくる。自分で作っといて何故かツボった
なんて事をグチグチブログとかに書いたら私も好きですよん♪なんて慰めメールを戴いたりで。
お世辞なのか本心なのかはこの際勘ぐらずに純粋に嬉しかったす(笑)
この曲は前3作とエンジニアさんが違う人。だから雰囲気がこの曲だけ余計に違って聞こえると思う。
エンジニアさんの個性って結構出ちゃうね
この曲の発売日直前であの忌まわしい大震災が…
やっぱり極限状態で人の本質って出るよね。
別に人間臭くていいとは思うし否定はしないけど、大変なのはみんな一緒なんだから限度ってあるよ。
色んな事にイライラしてた時期でした。
-INNOCENCE-
12ヶ月連続リリース第3弾
今回はちょっと長いぞ
ただ単に連続でリリースするだけじゃなくて12部作、12枚で一つの物語、世界観を演出することを常に考えてた
最初に2枚は物語で言う所のツカミ
12の日常、12の場面、12の感情
前半6枚は敢えてそれぞれ全く違うタッチで
後半6枚で伏線や整合性を調整しながらクライマックス!!って流れを想定した
補足だけど6.7枚目からは徐々に「負」の方向に堕ちていく方向転換の途中
楽曲はそれでよかったけど、歌詞に関してはこっちの考えが全て伝わってるわけではなく
良い悪いじゃなくて、彼にも表現したい言葉はあったとは思うけど、すでにこの頃から互いにストレスになってたとは思う
というわけで元々この曲と次作の【Link】はほぼ同時に創ったふたご曲
INNOCENCEのコンセプトはオリエンタルな宗教感を元にした乾いて霞んだ砂漠の風景
それの対としてLinkはゴシックな宗教感を元にした厳粛で冷たい大聖堂の風景
後述するけどLinkに関してはシンセのミックスアレンジやポップな歌詞で全然違う方向に行ってしまった(笑)
あれはあれでよかったから結果的にはよしとした
オリエンタルな空気を表現するため色んな宗教音楽関連の音階から勉強し直した。
締め切りが迫ってて付け焼刃にしかならなかったけど最低限の雰囲気は創れたと思う
なんか湿ったアラビアンナイトみたいになったけど(笑)
LOW様の協力を得て色んな打楽器もあちこちに散りばめた。
実はケチャまで入ってる
ギターは敢えて年代物のJC800に漢の直結。誤魔化し無し
色々詰め込んだのをエンジニアさんの神業で絶妙にまとめてもらった物を初めて聞いた時はここ数年で一番感動した(笑)
是非いいスピーカーで大音量で聞いて欲しい曲
音にこだわった分、構成はシンプルに。
けどうちの楽曲はそういう曲の方が多い気がする。
ベースソロはあれっぽくして欲しいと言ったらあれっぽくしてくれた。幹帝優秀
個人的にはもうこの頃はLIVEでの再現なんて全く考えてなかった(笑)
好き嫌いは置いといて、どこに出しても恥ずかしくないクオリティーばっかり追いかけてた気がする
もちろんそれだけじゃダメな事は重々承知だったけど、中々うまく融合しないバンド内調和を見切ってそこにすがってたんだと思う
今となっても少ない選択肢の中でベストとは言えないけどベターではあったと思える。それくらいの状況
色々書きためてたけど年内に全作品レビューは終わらなさそうです。
超個人的見解なので記憶違いや勘違いもあるかもですが最後までお付き合いいただけたら
それでは良いお年を。
-Providence-
1日遅れたけど24日はLOW様誕生日でしたおめでとうございます
12ヶ月連続リリースの第二弾
D'eiz全楽曲で唯一マトモにギターソロを弾いている曲
6連フルピッキング→6連3弦スイープ→6連タッピングと、今までやって来なかった分ここぞとばかりに詰め込んでやった
7弦ギターの太いネックはどうも僕の小さい手には馴染まないらしくレコーディングではギターソロ部分のみ6弦で弾いた
色んな理由があってLIVEではあんまりやってない曲
前作【LESS】と同時製作だったからこの時期の思い出は前に伝えた感じ
LIVEではイントロとかサビは飛び跳ねる感じ
LIVEの最後にボーカル以外でもうひと暴れしていくあれをやりだしたのはこの辺りだったかも
みんなにはどう映ってたのかわかんないけど、僕は気持ちよかったよ(笑)
-LESS-
誰が何と言おうが
THIS IS D'eiz
色んな意味での始まりの終わりであり
終わりの始まりだった曲
すでにライブでやってた曲をリアレンジして、12ヶ月連続リリースの第一弾としてPVもセットで制作
この曲から多くても4本くらいしかギターは録らなくなった。
以降のリリースのほとんどに関わってもらう事になるエンジニアさんと知り合うきっかけにもなった
この時期凄まじく忙しかった気がする。ライブが少ない事が唯一の救いだったかも
この曲がリリースが発表されてからバンドを取り巻く環境がやや変化する
このバンドで初めて遠征したのもこの頃だったような
LIVEついでにポスターやらフライヤーやら特典やら色々持って各地方インディーショップを回った記憶が…
アメ村のショップの場所がわからなくなってLOW様と二人で迷子になった記憶が…
やっとの思いでライブハウスに戻ったら遥が呑気にたこ焼き食ってたような…
もうあれから一年。早いような遅いような
-秒心-
ここでLESSかと思いきや、時系列的にはこの曲の方が先に出来てました
終始「ツツーツーツーツーツツー」と鳴り続く信号音を意識的に耳で追いながら一曲聞くと心が重くなる病み曲
バラードと言うかスローテンポは当時作る気がなかったんだけど要望されたために作った作品
短い出演時間のイベントライブで演るような曲じゃないんだけど、なぜかセットリストに入れたくなる曲
ベスト用に録った音源で言えば一回目のサビの後の信号音とアコギのみになる部分が個人的には一番好き。好きというか泣きそうになる。
実際レコーディングではこの部分だけ納得いかず何度も録り直した。それ以外はほぼ一発録り
感情込めて弾くって中々難しいす
この頃はもう活休発表した後だったけど、なぜか一人でジュディマリをずっと聞いていた(笑)
思い通りな~んて~いか~な~いも~のだわ~♪